レポート一覧
マーケテイング調査
本道の今後の観光振興においては、国内、インバウンド問わず観光客の取り込みが従来にも増して重要になるとともに「観光の高付加価値化」が求められており、「ケア・ツーリズム」※を本道の観光振興と高付加価値化における新機軸として捉えています。本事業では「北海道のケア・ツーリズム」に関する各種調査・分析を行い、分析結果に基づき年代・性別ごとを対象とした新たなコンテンツを造成するなどケア・ツーリズムに対するニーズへの効果的な打ち手を見い出し、観光の高付加価値化の一助とすることを目的に行いました。 ※「ケア・ツーリズム」~近年の健康志向の高まりを受け、また心身の多様なニーズや価値観に対する新たなアプローチとして「ヘルス・ツーリズム」「ウェルネス・ツーリズム」「メディカル・ツーリズム」などが注目を集めているが、それらの総称として当機構が名づけたもの
本道を訪れる観光客の満足度を高め、再訪したいと思われる観光地の創出のために、「自地域の観光による発展への意識」「観光客の受け入れへの意識」「観光産業や施策への支持意識」に影響を及ぼす要因として、①居住地満足度、②社会的満足度③経済的満足度を測定し、本道における現状の把握、課題の抽出、打ち手の検討を行う基礎資料とするために北海道観光に関する住民満足度調査を実施しました。
北海道は、広大な土地を有するとともに欧州や北米等とは異なる異国的な自然が存在しており、他の都府県と比べアウトドアアクティビティに対するニーズが高いと想定されます。加えてコロナ禍による密回避の観点からもアウトドアに対する興味・関心が高まっています。 本調査は、北海道観光の新たなポテンシャルと考えられるアウトドアアクティビティや縄文文化・アイヌ文化等の異文化体験といったアドベンチャートラベルに対するニーズ・関心度調査と、コロナ禍以前から来道意向が高く、インバウンド回復時に一早く来道すると思われる外国人に対する来道意向調査を実施しました。
北海道が抱える観光に関する課題を解決するために、北海道が策定している「北海道観光のくにづくり行動計画」及びCOVID-19の流行に伴う事業者の外部経営環境・内部経営環境の変化を踏まえ、事業者側の視点から国内外の観光関連施設の運営の在り方を調査し、北海道の新たなインバウン ド等取込方策の検討につなげることを目的とした調査です。
海外富裕層にリーチし北海道へ誘客するためにはマーケティング調査に基づいた観光戦略ならびに計画的かつ段階的な受入環境の整備が必須となることから、本調査事業では海外富裕層のインサイトを深掘りし、ニーズや嗜好抽出等、市場を横断したデジタルマーケティング調査を行い、有効なプロモーション手法や訴求チャネル、地域コンテンツ・観光資源とのマッチングなど海外富裕層戦略(打ち手)として取りまとめた調査報告書です。
国や自治体が実施する旅行需要喚起策により、全国的に国内旅行需要獲得競争の激化が予想される環境下において、効率的・効果的に道外観光客を北海道へ呼び込むために「海外旅行志向層」「若年層(ミレニアル世代・Z世代)」「趣味層(アウトドア志向)」を調査対象とし、デスクリサーチ、WEBアンケート調査(パネル調査、サプライヤー調査等)によりカスタマーインサイトや旅行ニーズを整理し、北海道への誘客ポテンシャルに基づくストーリーを仮説設定、テストマーケティングによる仮説検証を行い、データ分析結果をまとめた調査報告書です。
観光戦略の立案にあたっては、旅行客の観光実態を把握し、旅行客の好みや興味に合わせた観光コンテンツの開発や受入環境整備、プロモーション等の施策の検討を行うことが重要です。北海道観光活性化に資する情報として、本レポートでは携帯電話及びGPS(外国人観光客)の位置情報データを活用した北海道における観光客の分析結果を、道内自治体・DMO・観光関係団体等の一助となるようまとめました。位置情報データを用いることで、道内全域の観光の実態を、調査方法や調査地点、調査精度に依存することなく、統一的な指標で比較、分析しています。
ATWS2021北海道開催やウポポイ開業など「好機を捉えた取組の推進」として、過去調査から認知度が低いことが判明している欧米に加え豪州、アジア英語圏市場の動向把握や、アドベンチャートラベルやスペシャル・インタレスト・ツアーのニーズ等のインサイトを深掘りするデジタルマーケティング調査を行い、欧米豪、アジア英語圏戦略(打ち手)として取りまとめました。戦略は、有効なプロモーション手法や訴求チャネル、地域コンテンツとのマッチングなど今後の取組の方向性を示すもので、今後の北海道観光戦略立案に活用することを目的としています。調査対象市場は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポール、ドイツ、ニュージーランド、フィリピン、フランス、マレーシアの10市場です。
ミレニアル世代は、デジタルネイティブ・スマホファーストのライフスタイルで、既存概念に縛られない新しい価値観を持ち、今後の消費を変える存在として海外でも注目されています。この世代にリーチするためにはマーケティング調査に基づいた観光戦略が必須であることから、ミレニアル世代のインサイトを深掘りし、ニーズや嗜好抽出等の市場を横断したデジタルマーケティング調査を行い、ミレニアル戦略(打ち手)として取りまとめました。戦略は、有効なプロモーション手法や訴求チャネル、地域コンテンツとのマッチングなど今後の取組の方向性を示すもので、今後の北海道観光戦略立案に活用することを目的としています。調査対象市場は、(中国語圏)中国、香港、台湾、(英語圏)アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポールの7市場です。
北海道観光機構は、インバウンド誘客に向けた戦略を定め、打ち手(施策)を検討し、実施する上で、道内自治体・DMO・観光関係事業者の一助となることを目的に、「訪日外国人来道者の増加に向けた市場分析レポート」を作成しました。 本レポートの詳細版は、北海道観光機構「北海道の観光統計データサイト」内の「会員様向けレポート」に掲載しております